家事の時短

15分で終わる洗濯の時短術【干さない!畳まない!】

「洗濯」って…
ぶっちゃけ、超メンドウですよね…!

  • 洗って、干して、畳んで…工程が多い
  • 洗濯後はすぐに干さないとシワに…
  • 外干しは天候に左右される
  • 中干しは場所をとる(邪魔)
  • 服が乾くまで、物理的に時間がかかる
  • じみー…に時間がかかる「畳む」作業
世の中のママたち

考えただけでめんどくさい…
もう、やーめたっ!明日やろ!

…と、思う気持ちは山々なれど、
小さな子どもがいて、保育園に通っていると、毎日汚れたり濡れたりした洗濯物を持ち帰ってくるケースも多いもの。

放置すると、カビや悪臭が…

世の中のママたち

やばい!
これじゃ余計にめんどくさい!

とならないよう、毎日コンスタントに済ませたい家事の代表格、それが洗濯でしょう。

できるだけ短い時間で、ストレスを感じずにチャチャっと済ませたい…!

そんな思いを叶える時短術をつめこんだ結果、我が家の「洗濯〜仕舞う」にかかる総時間は、毎日15分以下になりました。

ぜひ最後まで読んで、洗濯にかかっている時間をギュギュっと短くしてみてください♪

時短洗濯のポイント

「どの工程を消滅させられるか?」「残ってしまう工程はどう短縮させられるか?」という観点で考えると、

  1. なるべく干さない
  2. なるべく畳まない
  3. どうしても干さなければ・畳まなければならない洗濯物の総量を、可能な限り減らす

の3点を極めていくことになります。
あくまで「自分が心地よく感じるレベル」で突き詰めていくことが大事です。

「干さない」を極める

「干さない」を実現するうえで、乾燥機の導入は外せないでしょう。
洗濯にかかる時間を圧縮したいならば、乾燥機を使わない理由はまずありません。

時短家電購入躊躇するママ

でも…
高いんだよねえ…。泣

とお思いの、そこのアナタ!

その通り!
確かに、けっこう、だいぶ、高い。。

ですが購入時の金額だけではなく、その後の乾燥機の活躍ぶりにも注目するべきです。

  • 5年間毎日使う場合、日当たりの金額に換算するといくらか?
  • 洗濯ものを干す時間を、稼ぐ時間や休息に充てられるならば?

共働き家庭において、家事時間の圧縮が喫緊の課題である場合、決して高すぎる買い物ではないどころか、むしろお釣りが帰ってくるといっても良いぐらいです。

mia

お金は貴重な希少資源だけど
時間も同等に希少資源!!

それぞれ、自分の人生に有益な使い方ができると良いですよね。

【共働き必見】20時半以降を自分の時間にする「がんばらない」時短家事のキホン共働き家庭の永遠のテーマ「家事の時短」。時短家事を極める上での、大事な考え方をまとめました。清潔な服に身を包み、健康的な食事を摂って、十分な睡眠を取る。この幸せの基本は、家事で支えられています。家事を時短して、効率よく回していきましょう!...

乾燥機の選択肢

以下3つの選択肢がありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。

① 縦型洗濯機&乾太くん

一般家庭では、縦型洗濯機を使用していることがほとんどだと思います。
縦型洗濯機は残したまま、乾燥機能を実装するため乾太くんを導入するケースです。

【メリット】
・洗濯と乾燥を同時に行うことが可能
・短時間でカラッと乾く、強力乾燥!

【デメリット】
・乾太くんへ洗濯物の移し替えが必要
・オール電化の場合、設置に難あり
(乾太くんはガスを使用)
・乾太くん設置スペースが追加で必要

② 縦型洗濯機&電気衣類乾燥機

縦型洗濯機を残したまま、ガスではなく電気で動く衣類乾燥機を導入するケースです。

【メリット】
・洗濯と乾燥を同時に行うことが可能
・電気が動力。オール電化でもOK

【デメリット】
・乾燥させるのに時間がかかる(少なくとも乾太くんの倍以上)
・乾燥機への洗濯物の移し替えが必要
・乾燥機設置スペースが追加で必要

③ ドラム式乾燥機能付き洗濯機

縦型洗濯機を、ドラム式乾燥機能付き洗濯機に買い替えるパターンです。

【メリット】
・洗濯〜乾燥まで一気通貫
・縦型洗濯機と同スペースで設置可能
・電気が動力。オール電化でもOK

【デメリット】
・乾燥させるのに時間がかかる(少なくとも乾太くんの倍以上)
・叩き洗いでタオルはパイルが潰れるため、乾燥させないとゴワゴワに…
・少ない水量で洗うため、色移りした水の色素が濃くなりやすく、結果的に洗濯物全体が黒ずみしやすい

オススメはどれ?

洗濯品質にさほどこだわりがない場合、あまり深く考えずに、乾燥機能付きドラム式洗濯機を購入すればよほど問題ないでしょう

黒ずみの原因になるので「色落ちしやすい衣類は分けておく」ことには気を配る必要はありますが、ドラム式洗濯機の洗濯品質は、メーカーの努力で日進月歩改善されて続けています。

乾太くんの圧倒的魅力は「短時間でカラッとフワフワに仕上がる強力乾燥パワー」ですが、「スイッチひとつで洗濯〜乾燥まで一気通貫で行うことができる」ドラム式乾燥機能付き洗濯機の強みも見逃せません。
時間がない共働き家族にとって、乾太くんの魅力を上回るのではないでしょうか。

mia

夜スイッチON、で寝られるよ!
起きたら乾燥まで終わってる…
スゴい!
夜間電力で安く済むのもイイ!

さらにメーカーのこだわりもない場合、国内シェア圧倒的No.1のパナソニック製をお勧めします。
どんなジャンルの商品にも言えることですが、こだわりがないのであれば、この選び方で後悔することは少ないでしょう。

一方で…
お子さんが3,4人以上いらっしゃるなど、洗濯物の量がとにかく多く、毎日3回も4回も洗濯機を回さなければ間に合わない…と言う場合には、乾燥と洗濯をパラレルで、しかも短時間で行うことのできる乾太くんは最強の切り札になり得るでしょう。
どのような稼働スケジュールで回すかイメージを膨らませつつ、設置スペースなども合わせて検討なさってください。

とはいえ、乾燥機は万能ではない

絶対に導入するべき乾燥機ですが、残念ながら万能ではありません。

乾燥機能付きドラム式洗濯機のデメリットは上述した通りですが、そもそも乾燥機に適さない衣類が一定数あります。

【乾燥機に適さないもの】

  • 縮みやすい素材(シルク、レーヨン、ウール、カシミヤなど)
  • シワになりやすい素材(綿、麻など)
  • 型崩れしやすいもの(ワイシャツ、ブラジャーなど)
  • デリケートなもの(ストッキングなど)

これらはハンガー干しが良いでしょう。
肩に跡がつかないハンガーがおすすめですよ。

乾燥機をおすすめできるのは、総じて、痛んだり形崩れしたりしても、さほど気にならないものになります。

【乾燥機におすすめのもの】

  • タオル
  • 肌着類
  • 靴下
  • パジャマ
  • 毛布など

言ってしまえば耐久試験にかけるようなものですので、一つ一つハンガーにかけて干すよりも、衣類の痛みが早くなってしまうことはどうしても避けられません。

逆に捉えると「乾燥にかけても痛みにくい、強い繊維の服を厳選して購入する」ことで「干す手間をより一層手放す」ことができるようになる、と言うことですね。
厚めのポリエステルの生地などは、その傾向が強いようです。
服を購入する際は、このような観点を取り入れることで、より一層の時短に繋がります。

乾燥機から徒歩3歩圏内に干す

どうしても干さなければならない衣類は、できる限り乾燥機から徒歩3歩圏内に物干しスペースを確保できるよう、工夫を凝らして下さい。

共働き家庭では中干しが基本と心得ましょう。
気候に左右される外干しでは、自分の好きなタイミングに洗濯物を干すことはできません。
これではまるで非効率です。

好きな場所に物干しスペースを確保できるDIY用品も近頃では充実していますので、どの商品なら取り入れられるか、吟味してくださいね。

物干し竿をいちいち付けたり外したりする必要がなく、掃除の邪魔にならないよう床置きではなく、壁や天井に取り付けて設置でき、見た目にもスッキリしているデザインのモノがおすすめです。

我が家ではこちらを導入しました。
使わない時は畳んでおけるので、ゴチャつかずとても気に入っています。

他にも、以下のような商品も良いですね。

「畳まない」を極める

「干す」時間を手放した後は、「畳む」時間を手放してみましょう。

まず乾燥NGでハンガー干しした衣類については、そのまま吊り収納の一択です。
思考ゼロでそのままクローゼットへ移動させましょう。

肩に跡がつかないハンガーがおすすめですよ。

乾燥機にかけたものは、自分の美意識の許す範囲内で、なるべく畳まないようにできると良いですね。

【畳まない、の一例】

  • タオルはフックに引っかかる
  • パジャマはきっちり畳まず、ふわっとカゴに入れる
  • 靴下は靴下入れに放り込むだけ
    黒で揃えてペアにする手間を省く

究極モノが少なければ畳む必要なし

「なぜ畳むのか?」を突き詰めると、結局「収納するため」に行き着きます。
たくさんのモノを小さいスペースに押し込もうとすると、キッチリ畳まなければ入りません。

モノが少なく余白がある状態であれば、「畳んで仕舞う」と言うよりは、「所定の場所にふわっと置く」ような状態になります。

さらに言うと、乾燥機を導入することで「今日着ていた服は、明日の朝には洗濯が終わり乾いている状態になっている」ため、むしろ畳んで引き出しに仕舞う必要もなく、再び次の日に着用することができるようにすらなります。

ここまでくると最早ミニマリストの域ですが、どのご家庭でも、一部ならば取り入れられるのではないでしょうか。
また、この考え方を頭の片隅に置いておくだけでも、これからの買い物時の選択が異なってくるでしょう。

一例ですが、我が家では、子どもが毎日保育園に持って行くエプロンやお手拭きなどは、2組しか持っていません。
その日の夜に洗濯〜乾燥にかけ、次の日の朝、乾燥機から取り出したものを保育園へ持っていきます。

このようにすることで「畳んで仕舞う」必要もなくなります。
(このリズムで回せない時もあるため、予備用として2組用意しています)

まとめ

洗濯の時間を短縮すると言うことは、ドラム式乾燥機能つき洗濯機を導入することで可能な限り「干す」時間を手放し、こだわりやモノを減らすことで、限界まで「畳む」時間を減らす、と言うことに尽きます。

是非取り入れられるポイントを取り入れて、洗濯を短い時間で済ませてしまいましょう♪

ここまで読んでくださった方がいましたら、ありがとうございました。