時短総合職、結局評価されないんだよね

しごと

あっ、今回はほぼ愚痴なので、苦手な方はスルー推奨です。

さて。
育休からの復帰早々、上司から
「我が社の人事評価制度について」
っという、ありがたーいお話を頂戴しました。

人事の作った資料に沿って、進むご説明。

上司
「最後に、何かご質問ありますか?」

わたし 
「いえ、特にないです。ご説明ありがとうございました」

ご説明の時間、終了。

…うん。
ご説明ね、ありがたいよね。
上司の方、毎日朝から晩までスケジュールぱんっぱんで超お忙しいですからね。

でもさ…
改めて説明受けてさ…
頑張って働く気、
無くなったよね!!!!

いや、違うのよ。
会社の制度的に、時短=評価しない、とは(ストレートには)言ってない。
でも、周りが10とか12とか、20とか頑張ってるところ、時短だと頑張ってもmaxが8になっちゃうから、8の評価しか付けられないよね。
っという、そういうご説明でした。
え、結局「時短=評価しない」と何が違う???

うんうん。
分かるよ、分かる。
もちろん、アタマでは理解できますよ。
そんでもって、
超モヤモヤしてますよ。

そりゃあね。

自分の時間も、家族との時間も、ある意味全てを犠牲にして持てるもの全てを全力で会社に捧げて、全力で頑張っている超優秀な人たちに比べて、

全然全力で仕事できていない、特に優秀でもないわたし

アサインされている仕事の重さ、全然違うの、分かってますよ。
だって残業できませんからね。
残業したとしても、たかが知れてますからね。
仕方ないよね。
ハイ。

会社から評価を受ける上で、同じ土俵に上がれてないのよ。そもそも。

分かりますよ。
理解できますよ。

でもさぁ。

わたしの働くモチベーションは、どうすりゃいいの?
会社の評価をモチベーションにすること自体、間違ってるのか?

もちろん、当たり前に
「一緒に働く同僚の方々に、ご迷惑をかけないようにしたい」
っと言う気持ちは、とても強くある。
一緒に働くのは勘弁してほしい。。っと思われるのは、結構ツラい。

だから、頑張ってはいるし、できる限り頑張るつもりもある。

でも頑張っても、結局評価悪いんだよね。
って言うのが、頑張る前から分かっている
、この状況。

はー。つら。
もっと上手く説明してくれよーーー

昭和の男性社員モデルから抜け出せないJTC

今回の話を聞いて思うのは、
JTCで高らかに掲げているダイバーシティって、本当に、本当に、
実現は到底不可能
なんじゃないかなぁって思うのです。
少なくとも…
あと30年ぐらいは無理なんじゃないだろうか…?
その頃、会社、ある??
Japanese Traditional Companyよ…

だって、こういう悩み、
男性からは聞いたことないですからね。
時短勤務の男性社員、見たことないですからね。

ダイバーシティとか言っちゃってる会社のおじさんたち、意味分かってんのかな?って思う。
あっ、めちゃめちゃ愚痴っぽくなってきた…!笑

なぜ、子持ちの女性社員ばかりが悩むのか。
なぜ、子持ちの男性社員は悩んでいないのか。
いや、悩んではいるのカモしれないけど、実際働き方を変えてる男性はほとんどいないのだよねー。

なぜ仕事も育児も家事も、全てを頑張らなければならないのは女性だけなのか。

そりゃ、24時間働ける男性を前提にした評価体系になってたら、色々と無理がありますよ。
アタリマエではないですか。
だから少子化も進むんですよ。
まぁ、少子化問題はそれだけではないが。。。

若い世代は違うのかと思いきや、
別にそうでもなさそう…な状況の我が社。

これってやっぱ、田舎だから?
都市部は違うんだろうか?
色んなことが、昭和のまま変わってないんだよねぇ。

結局は、長時間労働至上主義

今回の話を聞いて改めて思ったのは、
じゃあ時短ではなく、フルタイムなら評価されるのか?ということ。

恐らくフルタイムでも、ダメなんじゃ?

だってさぁ、周りが10とか12とか、あるいは20とかで頑張ってるわけですからね。
10って、最低ラインですからね。
時短勤務で踏ん張っているわたしが、ものすごく頑張って、あと1〜2時間勤務時間を延ばして、きっちり8時間のフルタイムにしたとしても、周りはゴリゴリに残業してますからね。

全力で24時間仕事している人と同じ土台で評価してもらう、っとはそう言うことなのでしょう。

ってなると…???

子ども優先に生きようと決めた瞬間、永遠に平等に評価されないってこと??
独身時代と同じように、再びゴリゴリ残業できるようになるのって、、、
子どもが中学生?高校生になったら???いや、大学生…?
って、20年後とか…?

いやいやいやその頃わたし、50代なんですが。。。

て言うかさぁ、
長時間労働、めっちゃめちゃ推奨しとるやん。
今の時代、それでエエんか??
JTCよ。
時代の流れに逆行してない???

だからなのかな。。。
子どもが2人以上いて働き続けている女性総合職の方、ほんとーに、いない…!

ぎょえー。
いたはずの人たち、みんな辞めていっている〜〜。
これは、何かフラグが立っているような。。。

時短は、頑張っていないのか?

まぁアタリマエですが、今回の人事評価制度の話を聞いたところで、
「時短勤務だと評価されないから、時短はやめよう!」
っとはならないわけですよ。

時短だと、基本的に家事育児はほぼ全て引き受けている女性が多い。
いわゆる、ワンオペってやつですね。

妻が時短勤務している家庭の、夫側の平日が、
「仕事:子ども:家事=95:5:0」
ぐらいだとすると、働くママの場合は、
「仕事:子ども:家事=50:40:30」
ぐらいなんじゃないかなぁ…って思うんですよ。
100超えてるヨー

だからね、仕事だけで見ると、95対50で全っ然敵わないんだけど、
全体で見ると、ママってみんな超頑張ってると思うんですよ。
ほんとに。
自分で言うのもアレだけど。
がんばってる。わたし。うん。

頑張ってるんだけどね。
でも仕事という側面だけから見ると、そんなに頑張ってないことになっちゃうんだよね。
頑張り方が、変わっちゃったからね。

頭では理解できるだけに、何も言えない。

じゃあ会社にとって、時短総合職って何なの?

わたしは
「人事は会社からのメッセージ」
だと思っているので、今回の我が社の人事評価制度の話を聞いて
「時短総合職は、いりません」
っと会社は言いたいのだな、と今のところ理解しています。

評価が付かないということは、
当然、昇格の対象からは外れるわけで。
昇格しないと言うことは、つまり…
マネジメントはいつまで経っても、24時間働くオジサンか、子なし女性。
そういう人たちに、会社を引っ張って行って欲しい、という会社からのメッセージなのでしょう。

子持ちはクビにしたい、っとは言えないし。
我が社は、子供を持ちながらでも働ける、良い会社だよ〜〜
っていうアピールに使うしかないかなぁ〜。

ってところなんじゃないかなぁと。
いや、全然知らんけど。

悲しいですが、そりゃ会社にしてみたら、どー考えてもガンガン働ける人が欲しいもんね。
そらそーだ。

だったら、わたしも会社を利用しよう

相手は大企業。
古き良き文化そのままの、日本の大企業でございます。
わたしが何か言ったところで、何か変わるような相手でもございません。

だから、わたしは決意しました。

できる限り、会社を利用してやろう。

使えるものは、全部使って、自分の糧にしよう。

いやもう、それしかなくない?

そこは大きい会社、いろんな講座とかが受けられたりするわけです。
最近流行り(?)のIT技術習得講座とかもある。
エエやん!!
講演会とかもあったりするし。良いじゃーんっ

与えられた社内での権利、全部使ってやろう。
向こうがそういうつもりなら、こっちだって利用してやる。

会社と関わる時間は、もう最低限で良いや。
どこででもやっていける力を、身に付けたい。

本気で、そんなことを思った復帰早々のある日なのでした。

ちゃんちゃんっ。

まぁそんなこと言ったって、結局悩むんだろうけどねー。
そして時間はまぁないんだけどねー。
でもまぁ意気込みは大事かなと。