男女平等、って、なんだろう?

くらし

前回の記事にも少し書きましたが、最近は家事の時短を追求するにあたり、書籍を読んで勉強しています。

数冊読み終えたわけですが、まずもっての感想は、

家事をしない夫に悩み、努力する妻たちのなんと涙ぐましいことよ…!

ってことですかね。爆。

こんな時短アイデアあるんだすごーいっ!

…とかじゃなくて、いや、ほんと、これが最初の感想。

妻がアクセク忙しく家事をしているのに、ゴロンと横になってスマホでYouTube見てる夫、って…
多分あるあるよね。。

なんでこーなる??

ホルモンのせい、という説

読んでいる書籍に、こんな説明を発見しました。

男性に多いテストステロンのような男性ホルモンは、競争に勝つことをはじめ、社会に出て活躍することや、目立つことに喜びを感じるホルモンです。家をきれいにすると気分がいい、といった価値観がなく、散らかった部屋をどんなにきれいに片付けても、あまり喜びを感じません。

いっぽう、女性に多いエストロゲンのような女性ホルモンは、後者に喜びを見いだします。たとえ男勝りな女性で家事経験がない人でも、やり始めると楽しく、達成感を感じるようになる人が多いものです。対して男性の場合、家事に楽しさを感じられるのはごくわずか。いつまで経っても、仕方なくやる人がほとんどでしょう。

勝間式超ロジカル家事/勝間和代

えーーーっ
そうなの!???

犯人がホルモンなんだとしたら、もうこれは、仕方ないのか…??
っと思う一方で、妻であるわたしには、別の心当たりもありました。

授乳が諸悪の根源では、という実体験

これはわたしの持論なのですが…

妻ばっかりが家事をする構図、授乳が引き金になってるパターン多いのでは??っと思ったりしています。

子どもって生まれて5ヶ月ぐらいまでは、母乳やミルクだけで育つ時期。
完母にしろ混合にしろ、とにかく「母乳」が絡む場合、家事育児の割合が妻側にぐぐーーーーっと偏りやすいんじゃないかなぁと。

なぜなら、赤ちゃんにいつ母乳をあげて、どれだけミルクを足すか、は全て母親の感覚に委ねられているから。

特に「できるなら母乳で育てたい」と思ってしまうと、このことに拍車がかかるのでは、と。。
だって、赤ちゃんが小さいうちほど「母乳育児=頻回授乳」が基本なのです。
授乳の間隔を空けすぎたり、ミルクを足しすぎたりすると母乳がスムーズに分泌されなくなるし、乳腺も詰まりやすくなる。
わたしは詰まりやすい体質だったようで、、、やばかった。
母乳育児が軌道に乗らないと、赤ちゃんの体重もなかなか順調に増えない。
軌道に乗せるには、とにかく「吸わせること」と、一般的には言われている。
とはいえ、無理して頻回授乳しすぎると、乳首がズタズタになり痛すぎて授乳どころではなくなるので、程よいタイミングを見計らわなればならない

…と言った感じで、

母親のなんとなーくの感覚で、全てを決定していかなければならないのです。
赤ちゃんが
どれだけ母乳を飲んでるかなんて、正直母親にもよく分からない。
それでも、母の感覚に頼るしかないのです。

だから母乳の後にどれだけミルクを足すかを父親が決める、っていうのは多分現実的ではないし、じゃあ今度は家事を、と良かれと思って洗濯機でも回そうもんなら「今は寝たいからうるさくしないで」とか言われちゃう。

このあたりから、思考停止で妻の指示を待つ「指示待ちオット」が出来上がってくるんじゃないかなぁと。

そんなこんなで、今でも我が家では、子育てに関する調査や勉強ですら、妻であるわたしの担当、みたいになっております。
ハイ。

でも、じゃあどうすれば良かったのか、と言われると…?
うーん。。。
なかなか答えはないですが、こういった苦労なく夫婦で家事を分担したかったら、最初の入り口として、完全ミルクは一つの手段ではあるんだろうなぁ、っとは思います。
まぁ完ミにしたら家事分担が絶対うまくいくかと言われると、それも怪しいけど。。

現在の我が家の分担はこう

付け足しておくと、現在の我がオットは、朝の子どもたちの保育園への送迎を、かなり積極的に行ってくれています。
全く期待していなかっただけに、嬉しい誤算!
ありがとうオット!!とても嬉しい!!!

まぁそれ以外は、全部わたしだけどね。
うん。
でも、嬉しい!!!笑

男女平等って、なんなんだろう

本当につくづく思うのは、これ。

平等って、一体なんなんだろう?
どこがゴールなんだろう?

体もつくりも、脳のつくりも違って、結果的に家庭内でやってることも全然違うのに、何をどうしたら「平等」になるんだろう??

少なくとも、家での役割が全く違うのに、会社では「同じ」、というのは無理があるんだろうなぁ〜
とは思うのだけど。

平等、と、同じ、は違うのかな。
この辺り、もう少しわたしも勉強せねばなぁと思うところです。

しかし、ふと考えてみたのですが、仮に、家での家事育児の割合を夫婦で同じにした場合、どうなるか。
こちらの記事に書いた通り「長時間労働至上主義」の会社の場合、夫婦揃って定時上がりしてしまうと、夫婦ともに評価がつかなくなって、なんというか…
非常にコスパが悪い
悪すぎる。

妻が時短で家事育児を全て引き受けて、夫は長時間労働で朝から晩まで会社にいる。
妻は家庭を守り、夫は仕事に勤しむ、と役割分担を昭和の時代よろしくできるだけ明確にして、片方に寄せた方が、夫婦全体でコスパがいい。

なんてこったー!
そら男性の家庭進出、進むはずないわ。

うーーーーん。。。。。

スッキリしない〜〜 けどもう正解が分からない〜〜〜